先日、人気ライバー最上あいさんが、東京都高田馬場で配信中に刺殺されるという衝撃的な事件が発生しました。最上さんは配信アプリ「ふわっち」で活動していましたが、その裏で支援者との金銭トラブルに巻き込まれていました。
今回の事件は単なるストーカー被害だけではなく、刺殺されるという事態にまで発展し、配信業界に「色恋営業」や「リスナー依存」などの問題を突きつける形となりました。
一体今回の事件ではなにが起こったのでしょうか。また、ライバーと秘密の関係を築くにはどんなことを意識すればよいのでしょうか。
目次
刺殺事件が起きた最上あいさんはこんな人

最上あいさんは「ふわっち」というライブ配信アプリを主な活動拠点としており、可愛らしいルックスと親しみやすい性格で多くのファンを持つ人気ライバーでした。リスナーとの距離が非常に近く、しばしば個別メッセージでのやり取りや、深夜帯にリスナーにだけ弱音を吐くといった配信スタイルが特徴でした。
また、シングルマザーとして子どもを育てているという一面もあり、リスナーからは「守ってあげたい」「助けてあげたい」といった感情を引き出す存在でもありました。
その反面、生活のために金銭的支援を求めることもあり、視聴者との関係が複雑になりトラブルに発展することも多かったようです。
最上あいさん刺殺事件の真相

人気ライバー最上あいさんが刺殺した事件ですが、この事件はどのようにして起こったのでしょうか。また、何が原因でこの事件が起こったのでしょうか。
事件の真相について詳しく見ていきましょう。
生配信中に最上あいさんが刺される
2025年3月11日、東京都新宿区高田馬場で、22歳の女性ライバー最上あいさんが配信中に襲われ死亡する事件が発生しました。犯行現場は高田馬場駅前の路上で、生配信を見ていた視聴者の多くがその惨劇を目撃し、SNSでも事件直後すぐに拡散されました。
最上さんは事件当日、山手線を徒歩で一周する配信企画を行っており、長時間の生配信で多くのリスナーが視聴していました。そんな配信中に事件が起きたので、視聴者たちは配信を通じて事件の様子を目の当たりにし、大きな衝撃を与える出来事となりました。
容疑者と最上さんの関係は?
事件発生時、現場に居合わせた目撃者は「男性が馬乗りになり、最上さんの顔を何度も殴打していた」「血まみれで白目をむいて倒れていた」と状況を語っています。
最上さんはその場で重傷を負い、搬送先の病院で死亡が確認されました。容疑者は42歳の男性リスナーで、事件現場で警察により現行犯逮捕されています。
逮捕された高野容疑者は、最上さんと長期間にわたる金銭トラブルを抱えていました。もともとは最上さんが高野容疑者に、お金を貸して欲しいとメッセージを送り、消費者金融などから借金をして250万円を貸したことが事件の始まりでした。
しかし一向に返してもらえる気配がなく、一度裁判に発展しています。その時には最上さんが高野さんに全額支払うよう判決が下されましたが、その後も支払う様子がなかったため、今回の事件に発展したと考えられています。
今回の事件は、ライバーとリスナー間で生じる金銭トラブルから発展した事件ですが、こうしたケースはライバーという業界では珍しいことではありません。
リスナーからの高額支援や、リスナーを特別扱いすることによる過度な依存関係が、多くのライブ配信で発生しています。
配信者側は生活のためにリスナーに頼りがちであり、リスナー側も「特別な存在になりたい」という心理から過剰に入れ込む傾向が強くなっているのが現状です。そうした状態が、今回の事件を引き起こしたと考えられます。
最上さん刺殺事件から学ぶ! ライバーに金と見られず関係を築く方法

今回の事件に限らず、ライバーは仕組み上リスナーに対して色目を使い、お金を稼ぐという人が多いです。また、視聴者ももしかしたら付き合える可能性があるかも、と淡い期待を抱きライバーに対してお金を落とすこともあります。
しかし、ただお金を落とすだけではライバーからすると普通のリスナーとしか見られません。たくさんお金を落としたとしても、ATMだと思われてしまうだけです。
とはいえ、画面の向こうでライブ配信をしている女性と付き合ったりそれ以上の関係に発展したいという気持ちは、男なら誰もが持っているのではないでしょうか。
それではどのようにすれば、ライブ配信を行っている女性と付き合ったりそれ以上の関係を築くことができるのでしょうか。
過剰な支援はかえってマイナス
ライバーと愛人関係を目指す場合、投げ銭の額が一番多ければいいという発想になりがちですが、それはかえってマイナスになってしまいます。
ライブ配信でたくさん投げ銭をするということは、ライバー側にとっては会わなくても十分利益が出る、ということでもあります。そうなると、リアルに会って関係を作ろうという意欲が一気に下が理ます。
仮に会えたとしても、「普段これくらい投げ銭で使っているから、リアルで会う場合はこれくらい払って当然だよね」という上からのスタンスで来られることになり、こちらの立場が非常に弱くなります。
こうした理由から、ライバーを金で操ろうという思考は避けておきましょう。
安心感と特別感を演出する
先ほども述べた通り、ライバーを愛人にするためには、金銭的な支援だけを行っていてはいけません。それ以外のアプローチが必要です。具体的には、相手の内面やメンタル面での支えとなることが重要です。
ライブ配信者もそれなりに悩みを抱えています。そのため、ライバーが抱えている悩みを吐き出せる存在になれば、「この人といると落ち着く」「この人なら何でも話せそう」という存在になり、他のリスナーと差別化ができます。
また時には投げ銭などを行わずに、気にかけているという態度を見せることで、精神的な特別感を演出することも重要です。
こうすることで、ただお金だけの関係から、人としてライバーと繋がることができます。
メンタルを掴むメッセージ例&会話の誘導方法
ライバーとは、ライブ配信中だけでなくDMで個別のやり取りを行うことが、実際に会うためには重要です。
メッセージの中では、「他の誰にも言えないことなんだけど」「〇〇ちゃんだけに相談したいんだけど」といった秘密を共有する意識を持ちましょう。
秘密を共有してもらえたら、自分は信頼してもらえているんだと感じてもらえますし、変法性の法則といって、自分も何か秘密を打ち明けようと感じるきっかけになります。
2人だけの秘密が積み重なっていくと、「この人でないと自分のことを全て話せない」という風に、自分自身の見られ方が変わっていきます。
秘密を共有する際は、相手の夢や不安、過去のトラウマに寄り添う形で会話を深めることで、信頼関係がより強くなります。
会いたいと思っているサインを見逃さない
ライバーが本音で会いたいと思った瞬間には、いくつかのサインを出します。
例えば、ライバー自身が他のリスナーとの関係を話題にしてきたり、急にプライベートの深い話を持ち出してきたときは、そのリスナーに対して特別な感情を持ち始めている可能性が高いです。
また、DMで仕事や生活についての相談が増える場合も「この人に会って話したい」という心理の表れです。
もしこうしたサインが出ていれば、タイミングを見逃さずに勇気を出して誘うことが大切です。
最上あいに学ぶ! こんなライバーは金として見ている

ライバーと愛人関係に発展するにあたり、この配信者は果たして自分のことを一人の人として見ているのか、お金としか見ていないのかを見極めることは重要です。
最上あいさんの事件も、リスナーが自分は金だと見られているのに気づかなかったために起きたのではないでしょうか。
それでは具体的に、ライバーがリスナーを金として見ているのはどんな時なのでしょうか。
支援前提の会話が多い
ライバーとのやり取りの中で、特に配信中や配信後の個別チャットで「支援してほしい」という言葉が頻発する場合、そのライバーはリスナーを金として見ている可能性が高いです。
例えば「今日は売り上げが少なくて大変」「生活費が足りないから助けてほしい」など、金銭的な支援を前提とした発言が多い場合、純粋に一人のリスナーとして接しているというよりは、財布として認識している可能性が否めません。
本当に信頼関係を築きたいライバーであれば、支援以外の話題や、リスナーに対する感謝や気遣いが言葉や行動に表れるはずです。
もし気になっている配信者がこうした発言を頻繁にしているなら、一度距離を置き、ライバーが金銭抜きでも関わりを続けるのかを見極めるようにしましょう。
支援後に冷たくなる
支援をした直後から、ライバーの態度が急に素っ気なくなったり、配信やメッセージでの関わりが明らかに減ったりする場合、ライバーがリスナーを金として見ている可能性が高いです。
最初は「〇〇さんがいると安心する」「支援してくれるのは〇〇さんだけ」といった甘い言葉をかけてきますが、支援が完了すると連絡が途絶えたり、または配信内での扱いが雑になるケースも多くあります。
こうした態度を繰り返されると、リスナー側は「次はもっと支援すれば振り向いてくれるかも」と錯覚し、負のループに陥りやすくなります。
リアルな関係を避ける
ライバーとのやり取りが続く中で、プライベートな話題を持ちかけても「今は忙しい」「誰とも会わない主義」と曖昧な返答を繰り返す場合、そのライバーは「お金は欲しいが個人的な関係は避けたい」と考えている可能性が高いです。
もちろん、配信者としての立場上、全てのライバーがリアルな関係を求めているわけではありませんが、本当に好意や信頼がある相手に対しては、少しずつでも距離を縮めようとするものです。
もし支援の話題には積極的でも、プライベートな関わりやリスナーとしての存在に対する敬意が感じられない場合、そのライバーはリスナーを金として見ている可能性が高いです。
リスナーがこうした距離感に気づかず、相手のビジネス的な態度を恋愛感情だと誤解した結果、取り返しのつかないトラブルに発展するリスクがあります。
ライバーの本心を冷静に読み取り、依存や錯覚に陥らないことが大切です。
ライバーから財布扱いされるリスナーの行動パターンとは?

リスナーの中には、ライバーと出会いいい関係を築いている人もいれば、財布としか見られていない人もいます。その違いはどこから生じているのでしょうか。
財布扱いされるリスナーには、ある共通した行動パターンがあります。もしこの行動をとっていると、ライバーと愛人関係になるのは難しいです。
それではどのような行動が挙げられるのでしょうか。
支払う=愛情という錯覚
支援を繰り返すリスナーは、「自分が投げ銭することで愛情を伝えている」と考えてしまいがちです。これには「尽くすことで愛情が返ってくるはず」という思い込みが根底にある場合が多いです。
しかし、ライバー側はビジネスとしてリスナーに接している場合も多く、この認識のズレがトラブルの原因になります。
ライバーと愛人関係になるには、金銭と愛情は別物であることを常に意識し、投げ銭以外の方法でライバーに対して愛情を伝えなければなりません。
過剰に投げ銭をする
金銭を過剰に支援することで、関係が悪化し、金銭トラブルに発展するケースがほとんどです。
投げ銭だけでなく、今回の最上さんの事件のように、個人的に支援をしてトラブルに発展するケースも多くあります。
たくさん投げ銭をすることで、リスナー側は愛情を示していると感じているのですが、ライバー側にはたくさんお金がもらえるいい人、としか思われていません。
金銭以上のリターンを求めて投げ銭をするのはやめておきましょう。
決まりを設けず感情で行動する
騙されないリスナーは、線引きをしっかり持っています。まず、投げ銭の額に上限を設け、金額に関係なく配信を楽しむスタンスを徹底しています。
また、相手の言動や態度に過剰な期待を持たず、ライバーもビジネスとして配信を行っているということを理解した上でライブ配信を楽しんでいます。
しかしライバーに言われるがままに投げ銭をしたり、ライバーが発言した内容で一喜一憂していると、全てライバーに振り回されてしまいます。
それで結果的に、相手は全く何も思っていなかったけれども、自分だけ恋愛感情にハマって相手に振り回されていた、ということが起きてしまいます。
こうなってしまったら取り返しのつかない事件に発展する可能性も出てくるため、こうした状況に陥る前に対策を打ちましょう。
最上さん刺殺事件からライバーの生態を理解しておこう
この記事では、人気ライバーの最上あいさんが刺殺した事件から学びを得て、ライブ配信者と愛人関係を築くにはどのようなことを意識すればよいのかを解説してきました。
ライブ配信者はビジネスとして配信を行っています。大前提お金のために配信を行なっているということを念頭においておきましょう。
ただしお金を払えば愛情を買えるというわけではありません。むしろ愛情はお金で買えないので、投げ銭をたくさんすればするほど、愛人関係に持ち込むのは不利になります。
ライバーとはDMなどを通してなんでも相談できる親密な関係になり、「この人だったら会ってもいいかも」と感じてもらうことが大切です。
具体的にお金と見られてしまう行動パターンや関係を築くためのポイントも解説してきたので、ぜひ実践して見てください。






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