夢を叶えた女の子たちがキラキラと輝いているアイドル業界。
華やかな業界の裏では枕営業が存在しているのではないかという噂が後を絶ちません。
この記事では、アイドル業界における枕営業の実態に深く切り込みます。なぜアイドル業界で枕営業が起こりやすいのか、そして実際に枕営業があったと告発した人の証言を紹介します。
目次
アイドル業界に枕営業は存在する？
枕営業とは、女性芸能人がプロデューサーやスポンサーなど業界内で権力の高い男性と肉体関係を持って、仕事の紹介や金銭の支援を得るための行為です。
過去に一部の女性芸能人が仕事や金銭を得るための手段として使われてきました。
たとえば、なかなか仕事がもらえないグラビアアイドルが大手テレビ局のプロデューサーと肉体関係を持つことで、番組出演の機会やギャラを受け取ったりしました。
近年では、芸能界全体のコンプライアンス意識が高まっているので、枕営業の話は都市伝説となっています。
特に、アイドル業界は競争率が高く、グループ内でプッシュされたり、メディア出演の機会を増やしたりなど、枕営業で人気を上げているという噂が後を絶ちません。
アイドル業界こそ枕営業が横行している
アイドル業界は数多くのグループがあるため、日々激しい競争が行われています。
また、グループ内でより上位の地位を築かないと注目されにくいことや、全盛期の年齢が低いことなどから、メンバー同士での争いにも勝たなければいけません。
このように、グループ内外の競争が激しい業界だからこそ、枕営業が横行しています。
グループの決定権を持っている人と肉体関係を持つことで、猛プッシュしてもらい、他のメンバーより人気になったり、プロデューサーと関係を持って、テレビや雑誌などのメディアの仕事を勝ち取ったりなど、少しでも売れるために肉体関係を持っているという噂が後を絶ちません。
業界の構造上枕営業が起こってしまう
特に、アイドル業界はさまざまな権力者の力のもとで成り立っているので、構造上枕営業が起こってしまいます。
番組の予算やキャスティングの決定権を持っているプロデューサーや大きい会場でライブイベントを開く主催者などに枕営業をすることで、番組やイベントに出演できる見返りが返ってきます。
地下アイドルになると、事務所の社長に枕営業をすることでグループへの加入やプッシュなどの高待遇が受けられるでしょう。
このように、アイドルは業界の構造上、枕営業をしてライバルに競り勝たないと生き残れない世界です。
事務所とスポンサーの力関係
所属タレントをスポンサーに枕営業させて、利益につなげる悪徳事務所が存在します。
タレントに枕営業を強要させて、事務所の収益増加やブレイクに繋がると考え、肉体関係を持つように指示しているケースも。
たとえば、社長が所属する女優に対して、人気ドラマのプロデューサーと肉体関係を持つように指示します。
この時、事務所側は「この仕事を獲得するためには相手と関係を持つしかない」とタレントに迫り、枕絵業を強要。
このように枕営業を強要する事務所に所属してしまうと、タレント側はかなり不利益な状況に置かれるので、速やかに離れることをおすすめします。
タレント自身の尊厳を侵害するとして問題視されています。
オーディション・役獲得の裏側
事務所が枕営業を強要するだけでなく、タレント自身から積極的に肉体関係を持ちかけて、仕事や経済的支援を得ようとするケースもあります。
これはタレント自身が業界関係者とつながりを持って、自分のキャリアアップや収入増加を図るためです。
たとえば、もっと仕事の数や利益を増やしたいと企んでいる女優が有名な映画監督と知りあって、より良い役としてキャストしてその他にももらうために個人的な関係を持つ事で、自身のステップアップにつなげるのです。
その他にも過去に援助交際の経験を持っている女性が、芸能界に入っても同じ手法で経済的に安定させようという例もあります。
このように、仕事や利益を得るための手段として、自分で枕営業を提案するケースも存在します。
一部の野心的な女性や過去の経験から、枕営業に抵抗がない女性に多く見られます。
拒否すると干されるという噂の真偽
芸能界では過去に権力者を持つ人が女優やグラビアアイドルに対して、キャスティングと引き換えに性的関係を強要する事例が存在していました。
タレントに対して「良い役がほしいなら自分の身体を売れ」と強要するなど、仕事を得るために立場の弱い者が権力者からの要求に応じないと仕事がもらえないという状況があったのです。
また、実際に肉体関係まで至らなくても、そのような行為に及ばなければ芸能界で仕事を割り当ててもらえないように仕向けるなどの脅迫をしたという事例も存在します。
しかし、近年では芸能界全体でコンプライアンス意識が高まっており、ハラスメント行為に対しても厳しくなってきました。
そのため、このようにあからさまに性的強要を行うプロデューサーや監督などは激減しています。
しかし、過去にはこのように脅迫して枕営業を持ちかける存在がいたということは認識しておきましょう。
アイドル業界に枕営業があると暴露した人がいる
元アイドルが青汁王子のチャンネルで激白
実業家である青汁王子（三崎優太）が運営するYouTubeチャンネルにて、アイドルとして活動していたリサさん（20歳）が業界内に枕営業があると公言しました。
リサさんは17歳の頃、原宿でスカウトされたことをきっかけに有名事務所に所属しました。
活動当初はエキストラなどを頑張っていましたが、ある日事務所の命令でホテルに行くとテレビ番組のプロデューサーなど複数人がまっていたそうです。
そのまま、プロデューサーらから飲酒を強要され、性的被害に遭ったと証言しています。
特に、フジテレビ系列の関係者が多く、複数回の被害を受けたそうです。
枕営業を引き換えにドラマやCMなどの出演オファーがある一方で、見返りのないことも多かったそう。
また、同じ事務所に所属している先輩にも同じ経験をしている人が多く、枕営業を行うのは当たり前という雰囲気になっていたと告白しています。
リサさんの証言によると、未成年への枕営業は刑事事件にあたると指摘しつつも、芸能界では「枕だからいいか」と許容している風潮があるみたいです。
リサさん自身も恐怖心から性的被害を誰にも相談できず、事務所を辞めるときも円満ではなかったと語っています。
現在はOLとして働いていますが、年上の男性への恐怖心が拭えず、芸能界への未練もないと断言していました。
青汁王子も動画内で「今回の告発は氷山の一角であり、ジャニーズ問題と同様に長年隠蔽されてきた芸能界の闇だ」と指摘しており、テレビ局のスポンサー至上主義や業界の力関係が問題を助長してきたことを批判。
最近はネットメディアの影響力が増す中で、タブーに触れる告発動画を公開することで、社会が変わるきっかけになることを期待していました。
グラビアアイドルの林田百加さんも暴露
人気グラビアアイドルの林田百加さんも、所属事務所の社長から枕営業の濡れ衣を着せられたことをSNSで暴露しました。
当時所属していた事務所の社長から林田さんに対して不適切な言動を浴びせたり、孤立させるように手回ししたりなど、多くの被害を受けたそうです。
芸能活動に一区切りを発表したことを発表した、ド底辺グラドル”を自称する筆者の吉沢さりぃが自身の経験を交えながら語っています。
吉沢さん自身も枕営業の存在を断言しており、自身も男性から誘われた経験や、枕営業をしている疑惑をかけられたなどのエピソードも紹介。
具体的には、8年前に大手事務所の社長から紹介されたスポンサーと食事に。
高級ホテルに連れ込まれて「セクシーだと感じたら地上波レギュラーをあげる」という条件で水着姿になるように持ちかけられました。
その後は奇妙な追いかけっこで終わったと笑い話にして振り返っていました。
その後、社長が低迷した話も紹介して、甘い誘いには乗らず、真面目に働くことの重要性を語っています。
その他にも、林田さんと同様に、吉沢さんも自分の仕事のオファーを勝手に断られた経験があったそうです。
当時お話を頂いていた少年誌の仕事を他の新人に回されたことから、事務所の私的な感情による妨害に怒りをあらわにしていました。
事務所側がタレント本人の意思を確認せずにオファーを断ったり、特定のタレントを贔屓にしたりなど、私情を挟む実態があることを指摘。
そこから、オファーを本人が直接確認できる仕組みの必要性を提案。
特に、林田さんのような売れっ子の仕事を個人的な仕事を個人的な感情で妨害することは、事務所にとってもマイナスであると語っていました。
元SKE48の佐藤聖羅も暴露
AbemaTVで放送されている「現役アイドルのこれってどうなの？スペシャル」にて、元SKE48の佐藤聖羅さんも枕営業の誘いがあったことを告白しています。
スポンサーの男性にバーとホテルに繋がる建物に連れて行かれそうになり、不審に感じた佐藤さんは断って帰宅したそうです。
この話を聞いたMCのりゅうちぇるさんも驚愕しており、枕営業で得た仕事は一時的なものであり、実力のない人はすぐにバレてしまうと否定的な見解を示していました。
番組内では男子地下アイドルである奥山ピーウィーさんが男性アイドルの枕営業の存在についても触れていました。
りゅうちぇるさん自身も「当番組のプロデューサーが自分のことを大好きだ」と発言。
奥山さんが番組継続の理由に疑惑を向けると、りゅうちぇるさんは爆笑しながら「僕はぺこりんだけ」と否定しました。
りゅうちぇるさんも枕営業による一時的な成功よりも、実力や人間性を重視する姿勢が大切と語っています。
番組内でのやり取りを通して、芸能界における枕営業というデリケートな問題に対する様々な視点が垣間見える内容でした。
あのAKB48メンバーにも枕営業の噂が
国民的アイドルグループとして社会現象にまでなったAKB48メンバーにも過去に枕営業があったのではないかという噂があります。
ここでは、その噂のうち何人かをピックアップして紹介します。
もっと詳しく知りたい人は、AKB48メンバーが枕営業を行ったという噂をまとめた記事を読んでみてください。
鈴木優香
2021年にAKB48を卒業して現在はYouTubeやグラビアアイドルとして活躍している鈴木優香さんは、グループに所属以前に40代後半のアイドルプロデューサーと枕営業があったという噂がでました。
当時、AKB48への加入を強く望んでいた彼女だったが、その夢を叶えるためにグループの決定権を持つプロデューサーと肉体関係を持ったと関係者が告白。
鈴木さんがAKB48に合格できたのはこの枕営業のおかげだという噂が大きな話題を呼びました。
その他にも、そのプロデューサーと半同棲状態だったという噂も流れています。
本人も公にコメントはありませんが、AKB48グループへの加入経緯や卒業後の活動状況から疑惑が枕営業をしているのではないかという噂は今も後を絶ちません。
高橋みなみ
元AKB48グループのリーダーだった高橋みなみさんは電通社員と枕営業があったのではないかという噂が出ています。
高橋さんが電通社員に抱きついている写真が週刊誌で取り上げられた事で、特別な関係を持っていると不安に感じる声が多数ありました。
他にも、総選挙で常に上位に入っていたことも、電通社員との関係を利用していたのではないかという憶測も。
高橋みなみさん自身は明確に否定をしておらず、写真やインタビューの内容から真実味を帯びていると一部で言われています。
乃木坂46メンバーにも枕営業の噂が
AKB48グループだけでなく、乃木坂46メンバーにも枕営業の噂がたくさん出ています。
こちらも、一部のメンバーの枕営業疑惑を紹介します。
もっと詳しく知りたい人は、乃木坂46メンバーが枕営業を行ったという噂をまとめた記事を読んでみてください。
橋本奈々未
2017年に乃木坂46を卒業した橋本奈々未が大手事務所の取締役に枕営業をしているのではないかという噂も散在しています。
二人は自宅で密会しており、男性側は結婚もしていたことから不倫や愛人関係になっているのでないかと言われていました。
週刊誌の報道後、男性側は「彼女を玄関まで送っただけだ」と主張しています。
しかし、橋本奈々未さん本人は公に発言をしていません。
このことから、当事者たちの説明が食い違っていることにより、橋本さん自身が真実を語ることを避けているのではないかという見解に。
現在も真相は明確になっていません。
斎藤飛鳥
斎藤飛鳥さんは元メンバーである橋本奈々未さんと非常に仲が良く、そこがきっかけに枕営業をしているのではないかという噂が立ちました。
運営側の猛プッシュやファンの熱心な応援から人気が急上昇した側面がありますが、ほかのメンバーの噂がきっかけに枕営業の噂が広まったと見られています。
しかし、斎藤飛鳥さんの枕営業に関する事実はなく、本人の努力と魅力によって人気が急上昇したのだと考えられます。
アイドル業界は枕営業が横行している
芸能界ではタレントが仕事や金銭を得るために力が強い業界人と性的関係を持たないといけませんでした。
かつては、枕営業が横行していましたが、現在はコンプライアンス意識の強化により、減少傾向にあります。
しかし、現在でも事務所からの強要や、タレント自身が持ちかけるケースも存在する。
仕事への強い執着や過去の経験などから枕営業を持ちかけるなどが考えられるので、現在も完全に根絶されたわけではありません。
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