明治時代までは日本でも一夫多妻制が認められていましたが、現在の日本では禁止されています。しかし、調べてみると、実際に複数の妻を持つ家庭も存在するのです。
ここでは、かつて認められていた一夫多妻制が禁止された理由と、現在、実際に複数の妻を持つ家庭について紹介していきます。
目次
日本で一夫多妻制はいつまで合法だった?禁止された理由は?
一夫多妻制とは、一人の男性が複数の女性と結婚して妻にすることを認めている社会であり、それが法律で認められている結婚制度のことです。
知られていないかもしれませんが、実は日本もかつては一夫多妻制であった時代があったのです。日本では明治31年に一夫一妻制が民法によって制定されました。それまでは、一夫多妻制の制度が存在していました。これは家の存続のためにより多くの子孫を残すためにあったといわれています。
一夫多妻制が時代に合った結婚の形として長い時間日本で定着してきたわけですが、そもそも日本ではどのようにして、一夫多妻制度が始まったのでしょうか?
いくつかの説がありますが、大きく分けて2つの説があると言われています。
一つ目は、原始時代にさかのぼります。原始時代には、男性は生活のために狩りに出かけていました。その際、部族間の争いで多くの男性たちが命を落としていきました。争いに勝ち抜き、残った数少ない強い男性たちの子孫を残していこうと、女性たちが強い男に群がるようになりました。それが一夫多妻制の始まりになったと言われています。
二つ目は過去の日本人の寿命の短さが関係しています。昔の平均年齢は20歳以下であったため、いつ病気で夫が死んでもおかしくないような状況でした。子孫を残すために、より多くの妻を持つことが時代の背景に合っていたと考えられています。
他にも跡取り息子を生む目的など、愛しているから結婚しようというよりも、一族や家の繁栄のための結婚という目的が多かったようです。
ではなぜ一夫多妻制から一夫一妻制に変わっていったのでしょうか?
これはキリスト教の影響が大きいと言われています。貞操観念を重視しているキリスト教の宣教師は、日本を西洋化にしていくために、人権思想や男女が同じ権利を持つことや男女平等というような思想を布教すると主に一夫一妻制が伝来してきました。明治時代に列強諸国へ追いつくために一夫一妻制が民法で定められ、一夫多妻制は禁止されました。
一夫多妻制によって起きた事件
一夫多妻制が禁止されたにも関わらず、実は事実上、一夫多妻生活を送っていた人がいたのです。この一夫多妻制によって起きた事件について紹介します。
東京・東大和市の自宅で、事実上の一夫多妻生活を送っていた元占い師の渋谷博仁容疑者(74)。渋谷容疑者は、現在の妻以外に、逮捕された元妻・渋谷千秋容疑者を含む女性8人とその子供3人と暮らしていました。渋谷が逮捕された理由は新たに10代の女性を自宅に連れ込んでマインドコントロール状態にし、性的暴行を加えようとしたためです。
渋谷容疑者は、当時21歳の女性を自宅に連れ込み、「ここを出ていけば肉を削られてミンチにされる」などと脅した脅迫容疑で2006年にも逮捕されています。
ここで元妻が9人いる状態でどのように生活費を出していたかという問題に関してですが、渋谷容疑者は女性たちに働かせることによって賄っていました。
1人あたりの“供出金”は月8万円で、家事は女性たちが分担して行っていました。多数の催眠術関係がおいてあり、女性たちに心理的圧迫を加えてマインドコントロール状態にしていたとみられています。
2006年に逮捕された時には、女性たちは仕事をしながら集団生活を続け、渋谷容疑者の帰りを待っていたということです。
日本で一夫多妻制を取り入れている家庭に密着!
実は今、一夫多妻制を取り入れている家庭があるのです。今回はその中から西山家と渡部家の一夫多妻制の生活について紹介します。
西山家
最初は、佐賀県で一夫多妻制を実践している西山嘉克さん。
どのような経緯で一夫多妻制になったのかを紹介していきます。
嘉克さんはもともとノーマルな恋愛をしていて、複数の人を好きになるというわけではなかったようです。
最初に結婚したのはゆかりさんです。彼女のことは人として尊敬できるところにひかれて、結婚を決めました。
結婚した半年後に、別の人のことも好きになってしまったことに気づいたようです。それが事務所でアシスタントをしていた裕子さんでした。ゆかりさんを大事にしたいと思う一方で、裕子さんに惹かれてしまう自分を抑えきれませんでした。何度も裕子さんを忘れようと思いましたが、事務所で毎日顔を合わせる関係であるため、忘れたくても忘れられなかったと言います。
3か月ほど本気で悩んだ結果、このままだとゆかりさんにも失礼だし、自分を隠していても何も始まらないと思い。正直にゆかりさんに打ち明けました。
その時、ゆかりさんは「何言ってんだクソ!」と思ったそうです。ゆかりさんは結婚に夢を見ていたタイプだったので、「結婚したら幸せにしてもらえる」と思っていたからショックだったし、女性としての自信もなくなったと言っています。しかし、混乱する一方で、裕子さんには彼の事務所を支えてもらっていて、プライベートでもすごくお世話になっていたから、「裕子さんだったら夫が好きになっても仕方ないな」という気持ちもあったため、嘉克さんが本当に喜ぶ生き方をしてほしいなという思いに変わっていき、自分と向き合うことに決め、ありのままの嘉克さんを受け入れようと覚悟を決めました。
実際に今の家族の形になるまでに3人で話し合いをしました。「結婚とは?」「奥さんはこうすべきとか、旦那さんはこうすべきとか、世間でいう結婚に縛られなくてもいいのかもしれない」という話になり、3人で幸せに生きる道もあるかもしれないという結論に至りました。「誰かが不幸になったらやめる」という条件で、3人で暮らす生活が始まったということです。
ゆかりさんと籍を入れて離婚、裕子さんと籍を入れて離婚したため、現在戸籍上は3人とも独身となっています。離婚後は旧姓を名乗れるため、みんな名字は西山を名乗っています。
一夫多妻の生活をやめたいと思ったことは死ぬほどあるといいます。
嫉妬ももちろんあるし、夜の営みについての問題ももちろんありますが、自分をさらけ出し、何かあればいつも本音で話し合うようにすることで、解決してきました。
6年たった今ではもう嫉妬もなく、幸せに暮らしているということです。
子供が6人いるため、いつもバタバタした生活を送り、料理は裕子さん、子どもたちの面倒を見るのはゆかりさんが担当するというように役割分担もしっかりしています。お子さんも受け入れて楽しく生活を送っています。
一夫多妻制でも、女性同士が理解しあい、お互いをしっかり認め合えればこのような生活が成り立つということですね。
渡部家
次は、「徳川家斉を超えたいんです! 子どもが54人欲しい!」と話す、渡部竜太さん(36歳)。
自称「奥さんたちに養ってもらっているヒモ男」としてSNSで日常生活を発信しています。
実は彼は、事実婚という形で、北海道で4人の妻と2人の子供と暮らす生活を送っています。どうしてこのような生活を送るようになったのでしょうか。
渡部さんの実家は父がタクシードライバー、母が専業主婦という普通の家庭で、今までの恋愛は常識的なものであったと言います。
しかし、30歳のころ、転機がありました。そのころ、結婚を前提に付き合った女性がいましたが、彼女は相当な資産家の娘で、祖母が億万長者であったそうです。そのおばあさまには気に入られていて、事業を手伝ったり、海外旅行にも連れていったりしてもらっていましたが、突如彼女から『年収4000万円ない男はキツい』と言われてフラれてしまったそうです。失恋にショックを覚えたそうですが、そこからとことん振り切ってやろうと逆転の発想になったところがこのような生活の始まりとなりました。
ここから、一夫多妻制の生活が完成するまでについてお話します。
まずはマッチングアプリに登録し、12人と同時に交際を始めました。
その中で知り合った、千尋さんと事実婚をし、同棲を始めたのがこの生活のスタートです。
千尋さんと同棲を始めて間もなくして陽咲さんが同居するようになりました。いきなり女性2人との共同生活では問題が生じるのではないかと心配になりますが、その前に何回も3人で遊んでおり、相性とかバランスを見て問題なさそうだと思ったため、3人で一緒に住み始めたということです。
これで終わり!ではなく常にマッチングアプリで新しい夫人を探し続けます。
その中で次に出会ったのが、彩花さんです。最初は一夫多妻のことは内緒にし、交際半年間で信頼関係を構築してから、だんだん一夫多妻制のことを匂わせていきました。具体的にはLINEで“これ絶対に他の女が撮ったじゃん!”みたいな写真を送ったり、デート中に『仲がいい女の子が他にもいる』と話したりしていたそうです。
彩花さんとの旅行の待ち合わせに陽咲さんの運転する車で向かったのが、初めての顔合わせとなりました。初マッチングはドキドキしていましたが、彩花さんにはずっと『一緒に暮らそう』と話していたから彼女は怒ったり驚いたりすることはなかったそうです。その後、彩花さんを自宅に招き同居生活を見せたときは、さすがに驚いていたようですが、きちんと関係を構築していたので、自分のマンションを解約し、一緒に暮らし始めたということです。
次に出会ったのは千晴さんです。この女性とは陽咲さんと彩花さんと北海道旅行中に出会ったということです。
3人で旅行をしているときに『道産子ガールと出会いたいなぁ』って思ったことがきっかけでマッチングアプリで探していたところ千晴さんに出会い、夫人として加わりました。
今後は「54人は子どもが欲しい」と考えているようで、今は全部で9人いるということです。
残念ながら渡部さんの思考についていけず去っていった夫人もいたそうですが、夫人はまだまだ増やしたいと考えているそうです。
渡部さんの思考についていける女性が今後も現れて、54人の子供ができる日が来るのでしょうか。
男の夢が広がる一夫多妻制
実際に今の日本で一夫多妻制になったらどうなるのでしょうか。男性に妄想を膨らませて考えてもらった結果を紹介します。
まずは肯定的な意見からです。
「一夫多妻制になったら、その日の気分になって毎晩楽しみます。男のロマンだと思う。今日は巨乳の子で、明日はスレンダーなスタイル抜群な人って感じで。最高!」
「1人1人を日を変えて相手にするんじゃなくて2人とか3人を一度に相手してみたい」
次に否定的な意見です。
「俺のところは嫁とセックスレスで、1人を相手にしてもレスになるんだから、2人や3人を相手になんてできない。」
「一夫多妻って言われても全然憧れない。今の嫁でさえ尻に敷かれてるのに、2人目3人目にも尻に敷かれることになる。夜をどう過ごすと言われても、今と一緒。1人だけで十分。」
「現実的に一夫多妻を考えてみるとすると、たぶん、妻同士の人間関係のもつれがあるだろうから、同じ家に全員で住むのには無理がある。となれば、アパートを借りて“今日はこの家”、“明日は別の家”と往復することになる。不満が出ないように公平に扱わないといけない。“実家に帰らせていただきます”なんてことになる可能性も考えられる。
もちろん子どもの面倒だって見なくてはいけないし、生活費を自分が捻出しなくてはダメだ。多妻をもつメリットが見つからない」
妄想だけであれば肯定的な意見ももちろんありますが、現実的にいうとやはり一夫多妻制は厳しいと考える人が多いようです。
一夫多妻制は時間と余裕を持て余しており、かつお金持ちだけに許される制度といっても過言ではないのでしょうか?妄想の中で楽しんでおくくらいがいいのかもしれません。
夢の一夫多妻制は不可能ではない!
一夫多妻制が禁止された理由と、現在、実際に複数の妻を持つ家庭について紹介してきました。現代社会において、結婚という形の考え方は変わってきており、必ずしも一夫一妻が絶対だというものではなくなってきていることがわかりました。女性同士が認め合ったり、男性がしっかりと女性を守れる力があったりすれば、一夫多妻制のような生活も通常になってくる未来が近いかもしれません。
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